PodCastingに適した「情報密度」とは

PiyoCastはプログラムを作ればすぐに発表できるというものでもない。実際に、それに対応したコンテンツまで作らないと作ったことにはならない。 

レコードプレーヤーを発売し、同時に再生するためのレコードを用意しなくてはならないのと同じだ。 

ただ、レコードのようなプロダクトであれば別に作ってくれる人もいるだろう。PiyoCastはまだそこまでの規模の開発は行えていないので、「開発者本人」が自分の声で録音して作らなくてはならない。 

レコードプレーヤーの開発者は、別に自分が歌手でなくてもよかっただろう。だが、PiyoCastの初物コンテンツでいきなりガッカリさせるわけにもいかない。 

仕方なく、PodCastingというか声で伝える番組の「文法」を解析することを余儀なくされる。 

とりあえず、アウトラインプロセッサで書きたいことを箇条書きにして、それをアウトラインプロセッサの録音機能を用いて記録してみた。 

…………これは、かなりサイテーであった。アウトラインプロセッサ(OmniOutliner)の録音機能がショボかったということもあるが、しゃべりたいことだけを一方的に詰め込んでも、リスナー側はすぐに情報量が飽和してしまう。声による情報伝播では、「理解」に至るまでのスピードが遅くなるため、あまり情報を詰め込んではいけないのだ。 

文章ベースと同様の情報量で考えてはいけないことがよくわかった。文章よりもかなり情報量を落としてあげないといけないのだ。文章でいえば……ポエムぐらいの勢いで(汗) 

仕方なく、「情報量を落としたコンテンツ」というものを模索することに。1本のコンテンツですべてを説明しようと考えていたものを方向転換し、何話かに話を分けることにした。 

また、BGMがないのはかなりつらいので、GarageBandについてきた素材をフル活用して、それっぽい感じを出すことに注力してみた。 

そうしてできたのが先日の、 

http://homepage.mac.com/piyomarusoft/iMovieTheater1.html 

である。すでに第2話も収録し、全4話ぐらいで話が収まりそうだ。


■後日談

何度も聴き直して、自分のDJの才能のなさに嫌気がさしてしまったというのがこの当時の状況。ただし、オープニング部分などは気に入っているので、正式公開版にもそのまま利用した。

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