新居の中身を決めようかね会議

というのが毎日深夜まで繰り広げられている。出席者は自分と奥方様である。 

部屋にどーゆーカーペットを敷こうとか、テーブルはどうしようかとか、そういう微笑ましい会議ではあるのだが、 

 「わかった。まかせる!!」 

 「うーん、それでいいんじゃないの?」 

ぐらいしか言えない。自分の趣味で決めたらまた部屋の中が「メカ要塞」化することは明らかなので、奥方様の好きなように決めていただくことにしたのだ。 

だいたい、奥方様のお部屋に転がり込んではや3年ぐらい。最初はいかにも女性の一人暮らしっぽいおしゃれな部屋だったのが、いろいろと自分のアイテムに浸食され、末期にはなんだかよくわからないテイストになっていた。自分が寝起きしている場所があの程度の機械化率でおさまっていたこと自体、驚異に値するものだが、そんなこたー親や奥方様には関係ない。 

そのかわりといってはなんだが、新居に5畳ほどの小さな部屋を「マシン部屋」化するお許しを得た。通称「こもり部屋」。本棚やらマシンやらはここにすべて突っ込み、仕事とか調べものをするスペースだ。 

奥方様の父上からは「ゲストルームにでもしたら?」という提案もあったようだが、「たかだか2LDKでゲストルームたぁ、どういう了見じゃ〜?!」と(奥方様に)わめき散らして却下した。 

二人が共同で使用する仕事や調べものなどを行うスペースということで同意を得て、この秘密の小部屋の主導権は自分が取ることにした。なので、リビングがどーとかダイニングがどーという話にはいまひとつ身が入らない。自分の頭の中は「こもり部屋」をいかに充実させるかというテーマでいっぱいだ。


■後日談

ちょっと自分の意見も言ってみた。その結果、めでたくトイレの敷物とトイレのペーパー入れとトイレのカバーが黄色のひよこ色になって、ペーパー入れはひよこ形のものに(>_<) 

奥方様によれば、「君は十分に意見を言ってるよ。っていうかけっこーうるさいよ。うむっ!」だそーです(汗)

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